妖怪大戦争を見た

監督:三池崇史

脚本:三池崇史沢村光彦、板倉剛彦

出演:神木隆之介 ほか

2005年公開

日本映画

金曜ロードショー

いろいろカオス過ぎてよかわかりませんでした。
脚本家が監督含めて3人もいて、プロデューサーに水木しげるやら荒俣宏やら京極夏彦やら宮部みゆきやらがいて、これだけの布陣を整えれば凄いモノができそうなものですが、たぶんそれぞれの言いたい放題やりたい放題で、全然まとまりがありません。
ジュブナイルの要素、アクションの要素、コメディーの要素、シュールな要素、エロ・グロな要素、もう何でもありですが、どれも中途半端。
それをまとめるのが監督の仕事なのでしょうが、三池監督はこの映画がクランクインした2004年から公開された2005年までこの映画を含めると実に12本もの作品に携わっており、1つの作品に労力を費やすのは無理だったのでしょう。
妖怪のデザインとか、そのカオスな雰囲気とか、褒めるところはたくさんあるのに、その全てか中途半端なのがとても残念でした。