宇宙戦争

「アイランド」を見た直後に見ました。
監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はトム・クルーズと、「マイノリティ・リポート」の組み合わせです。
DTSの劇場で見たせいか、冒頭から音響効果が効いていて、かなりゾクゾクさせられます。
そして、エイリアンの登場シーンとその乗り物である「トライポッド」のデザインは圧倒的な迫力でした。CGはもちろん、サウンドデザインも素晴らしいです。
そんな派手な特撮シーンがあるかと思えば、アカデミー賞を過去2回も受賞したカメラマン ヤヌス・カミンスキーの腕が冴え、暗くておどろおどろしい雰囲気が全体に漂っています。カメラマンは違いますが、ちょうど「ジョーズ」などに近い感じです。
トム・クルーズはマジメに演技を頑張っていましたが、ダコタ・ファニングは叫び声がとにかく強烈。演技力あります。この人。
あまり詳しく書いてしまうと初見の楽しみがなくなってしまうのですが、とにかく絶対に劇場で見た方が良い映画。劇場といっても、シネコンの大きなスクリーンがオススメです。DVDなら相当高価なサラウンドシステムを用意する必要があるでしょう。
途中、というよりラストは???な感もありますが、映像・音響ともに完成度の高い作品でした。