学校の怪談G

 以前、関西テレビが1997年に制作してビデオ化された作品で、だいぶ前に見た覚えがあります。
 中篇2話に短編2話、そして3篇のアニメーションで構成されているオムニバス作品です。
 そのときは中篇「食鬼」に出演している前田亜季目当てで見たのですが、それが期待はずれ。
 そのかわりに、短編「片隅」と「4444444444」という作品がやけに印象に残っています。
 迫り来る白い長髪の女に、裸の白い少年、そして黒猫。
 思いっきり「呪怨」じゃん!と今見れば思うでしょうが、それもそのはず。この2作品の監督/脚本は「呪怨」の清水崇なのです。
 ビデオ版「呪怨」が制作されたのはこの後。
 清水崇のデビュー作をリアルで見ることができたことに、何か優越感を感じます。(アホ)