弓道

 コケました。
 ついに。
 近頃私は調子に乗ってました。
 今までほとんど中っていなかったのが、急に5割ほど中るようになった"だけ"で。
 我ながら大した進歩だとは思いましたが、所詮まだ"5割"なんです。
 確かに私の的中率が伸びたとき、部内に5割を軽く叩き出すような人はあまり見かけませんでしたが、今ではちらほら、というより結構見かけます。
 「半分中ったー」と喜ぶ前に「半分外してるよ・・・・・・」と外した原因を詳しく探り、1本中ったからと言って調子に乗るようなことがないように気を付けなければならないようです。
 よく言えば「時が来た」。悪く言えば「コケた」といったところでしょうか。
 「時が来た」というのは、私が現在の満足できるはずもない自分の射に自惚れることなく、今は私以上に中るようになったほかの人たちに"追いつく"努力をする時が来たという意味。
 もちろん、昨日、今日の的中、心構えを考えればそんな生易しいものではなさそうなので、「コケた」ということにします。
 とにかく私は謙虚にがんばります。
 上には上がいるわけで、下もいつの間にか上になっていることがあります。
 以前、サッカー部の友人が「今の自分で満足しちゃダメだ。満足したらそれ以上上がなくなる」と言っていたことを思い出しました。
 当たり前のことですが、今の私には身に染みます。
 夏の大会まであと2ヶ月。
 決して長くはありません。
 とにかく更に上を目指してがんばります。


http://www.playstation.jp/news/pr_040512_psp.html
 ソニーの新型携帯ゲーム機「PSP」が発表されました。
 4.3インチワイドのフルカラー液晶画面、ステレオスピーカー、IEEE802.11b無線LANUSB2.0メモリースティック プロ デュオスロットとかなりいろいろついてます。
 記憶媒体UMDは10gという軽量ながら1.8GBとという大きな記憶容量。
 ゲームデータのほか音声、映像を記憶できるので、PSPウォークマンのように使うことも可能なようです。
 また無線LANが付いていますので、接続ケーブルなしにオンラインゲームへの参加もできます。
 本年末の発売を予定しているそうですが、性能的には全く問題ないと思います。あとは価格が・・・・・・。


http://www.nintendo.co.jp/n10/e3/index.html
 PSPに対抗してか任天堂が発表した「ニンテンドー DS」は液晶画面が2つ付いているという今までにない試み。
 描画性能はニンテンドー64以上。液晶画面のひとつにはタッチスクリーン機能が付き、音声認識に対応したマイクやIEEE802.11や独自プロトコルを使用したローカルのネットワークで通信対戦ケーブルが不要に。
 メディアは新開発の半導体メディアになりますが、従来のメディアのスロットも用意してあるので、下位互換性はほぼ完全なものと思われます。
 PSPに比べ劣勢かと思われた任天堂の新型ゲーム機ですが、なかなか独自の機能も多くあり、今後の市場競争から目が離せません。
 任天堂は家庭用ゲーム機の市場はソニーに奪われてしまいましたが、携帯ゲーム機のほうは死守することができるのでしょうか。
 ユーザーが「おもちゃ」としての価格をとるか、「モバイル機器」としての機能をとるかにかかっていると思われます。