父親たちの星条旗 FLAGS OF OUR FATHERS

硫黄島からの手紙』は日本兵の必死の抵抗に胸が熱くなりましたが、本作はイーストウッドらしく私のような未熟な観客を突き放すかのようなどこまでも冷めた作りです。
情報量の多いストーリーなのに、時制を複雑に絡めているので、ボーッとしてると置いていかれます。
そのような構成も、スタジアムのシーンで特に生きていて、凄いと思いました。