タイヨウのうた

「日光を浴びると死ぬ」という設定以外、驚くほど当たり障りのないように丁寧に作られた映画(悪い意味で)。
設定さえ与えられれば誰でも書けそうなストーリーで、中盤からラストまで完全に予想通りの展開でした。
あと、俳優という職業は凄い、ということにも気付かされます。
YUIについては、これも凄いけど当たり障りのない話ですが、上手く理解すればあの演技が特殊な状況に置かれた少女をよく表現しているとできますが、悪く理解すれば周りから浮いてる変な素人です。変な芸能人をゲストに呼んじゃった最近の映画版『ドラえもん』のようです(メインキャストを声優でない人で固めているスタジオジブリなどとは違う)
他のキャストは喋らなくとも顔の表情や仕草で感情を読み取ることができますが、YUIは喋っても怒っているのか悲しんでいるのか今ひとつ理解しにくかったです。
まあ、かわいいから良しとしましょう(笑)
岸谷五朗の涙のシーンが一番ジンと来ました。
塚本高史の役はおいし過ぎます。