靖国 YASUKUNI

公開予定日に公開できないという報道がなされていますが、これも全て映画の宣伝だと信じたいです。内容がどうであれ、表現の自由が侵されるような社会は駄目です。

ところでこの映画、文化庁も出資している芸術文化振興基金から製作費が助成されていることから、ここまで問題になっているのですが、他にどのような映画が助成の対象になっているのか調べて見ました。
詳細はこちらを読んでいただきたいのですが、平成19年度助成対象作品で少しひっかかったのが、
・KIDS
蛇にピアス
スカイ・クロラ
の3作品。こんなの助成が無くても製作できるだろ、という企画ですね。少なくとも「KIDS」に関しては、芸術性すら期待できそうになかったのでは?
靖国」が対象となったのは18年度ですが、個人的にはこの年の選考は、「しゃべれどもしゃべれども」、「天然コケッコー」、「キサラギ」など公開後の評価が高い作品も多く、19年度よりは良いと思います。ただ、「しゃべれどもしゃべれども」のアスミックなど、比較的大きな会社の企画も通っているのはどうかと思います。こういう助成はもっと小さな会社の企画に通すべきだと思いますが、どうなんでしょ。

で、そんな中、掛川市出身・日本文化チャンネル桜水島総さんが監督した「南京の真実 第一部」は続々と公開予定が決まっているそうです。静岡でも上映会を行うそうですが、行くのはちょっと勇気が要りますね(笑)