東京大空襲

堀北真希主演で「東京大空襲」というスペシャルドラマを日本テレビが放送するそうですが、果たしてテレビドラマで空襲のシーンをどこまで派手に映像化できるでしょうか。
日本テレビということで、「ALWAYS 三丁目の夕日」の白組がVFXプロダクションとして参加するのではないかと期待しているのですが、白組は金城武主演の「K-20 怪人二十面相・伝」が入っているため微妙なところ。少数精鋭のチームですから、そんなにたくさんの仕事は一度にこなせないはず。
戦争モノのテレビドラマのCGといえば、前述の白組が参加したテレビ朝日の「零のかなたへ」や「終りに見た街」はかなり秀作でしたが、今回放送する日本テレビの「はだしのゲン」はかなり残念な出来でした。
下町のセットに1億円かけたそうですが、時代劇など専門性の高いセットというものはコストがかさむようなので、1億円といえどもそんなに十分ではないはず。例えば「三丁目の夕日」はいくらCGを多用しようともセットだけで4億円かけていますし、テレビドラマ「医龍」は手術室だけで1億円かかっています。
まあ、所詮はテレビドラマだと割り切って、今回で2年ぶりのテレビドラマ出演となる藤原竜也の演技を楽しむとしましょうか。