バットマン vs フラガール

バットマン ビギンズは想像以上の面白さ。ノーラン監督の映画をもっと見てみたくなりました。とりあえずメメントからですかね。撮影はウォーリー・フォスターという人なのですが、映像がすごく瑞々しくて良かったです。ノーラン監督ともよく組んでいるようです。
フラガールは想像通りの面白さ、以上でも以下でもなく。シネカノン製作で随分賞を取っているので、アート系の映画かと思いましたが、無難に普通のエンタメ映画でした。まあ日本アカデミー賞を取るぐらいですからね。でもこういう無難に面白い映画って、意外と貴重なのかもしれません。この前年に日本アカデミー賞を取ったのが、ALWAYS 三丁目の夕日ですが、あれは無難なストーリーでしたが映像はかなり斬新でした。冒頭で東宝スコープのオープニングが出たあと、カメラが家の中から出るときの扉のCG処理、おもちゃのプロペラ飛行機など「ワンカットで通したいからってそんなところにCG使うなよ」といきなりツッコミたくなりましたが、家の中の狭い視点が飛行機に乗ってあれよあれよと大通りに出てタイトルが出たときには、早々感動してしまいました。ロード・オブ・ザ・リングみたいだって。