優勝

県総体個人戦優勝。無事に12射皆中しました。
近頃は狙いにかなり気を配っていたので、緩んだ1本を除き、だいたい8寸的枠内には収まったと思います。
尋常じゃない集中方法を3立とも実践しました。良かったです。大して上手くなくとも、嘘でも良いから上手い人を演ずるのは大事なことですね。どんなに上手いといわれる人でも、弓を引いていなければただの人。射位に立ち自分の思うがままに弓を引いて初めて上手い人になるのだから、私のようなヘボも演じればより上手い人に近づけるのではないかと都合よく考えました。演技はその役のことを考えて考えて考えまくってどうしたらその役に近づけるのかを研究するものだといいますが、今日の私もどうやったら上手い人のように引けるのか、そのように引くには何をどう考えてどう入り込めば良いか考えました。もちろん、技術的にはいつもの自分のままなんですけどね。私は映画を見て映画を研究するのが好きですが、特に俳優がどう演技しているかを深く考えたことはなかったので、演技という糸で映画と弓道が繋がったのは意外でした。私のような不器用な人間にとって、本番で正確に弓を引くためには、正確に引くことを意識するよりも、正確に引ける人を演じた方が良いのかもしれません。うん。まさに今日のは迫心の演技だったのかも。ただ私はまだ駆け出しの新人俳優なので、ロクな役がもらえなかった。これからもっと良い役をもらえるように、練習していかなければなりませんね。
あとは団体決勝。ここで外したら他の人にあわせる顔がなくなる(汗