第30回日本アカデミー賞ノミネート作品

最優秀作品賞にノミネートされたのは以下の5本。

1つも見ていない。今日テレビで1つ見るけど。『フラガール』あたりが強そうですが、配給会社であるシネカノンの社員が日本アカデミー賞会員にいないので厳しいかも(社員が会員になっている映画会社は東映東宝・松竹・日活・角川ヘラルドの5社のみ、しかも東映1社で1割、東宝も合わせるとそれだけで2割近く、5社合わせると4分の1以上の会員がこの『大手5社』の社員なので、いくら優れた作品であっても、独立系の作品対しては門戸が狭い賞です)。
今年度から始まる最優秀アニメーション作品賞には以下の5本。

評判だと『時をかける少女』が優勢ですが、ここは日テレが放映局パワーを使って『ゲド戦記』を推すでしょうが、受賞したら暴動が起きますね(笑)。フジテレビに配慮して『ブレイブストーリー』か、裏をかいて『あらしのよるに』。『名探偵コナン』を入れるぐらいなら、もっとマイナーな作品を1つぐらい入れろよ。
最優秀音楽賞には以下の5個人・団体。

聴いたことがあるのは『男たちの大和』だけですが、これが優勢なんですかね。個人的には『出口のない海』の加羽沢美濃が良かったのですが、ノミネートすらされていませんね。映画の公式サイトに行けば今でもメインテーマを聴くことができます。
新人俳優賞には以下の8人。

蒼井優ってもうベテランの印象すらあるのですが・・・。気になったので、allcinema ONLINEで各人の2005年までに出演した映画の本数を調べてみると、

男たちの大和』など、2005年でも本年度ノミネート対象作品があるでしょうけど、それを除いたって松山ケンイチ蒼井優も絶対新人じゃないだろ!!松山ケンイチは『男たちの大和』で助演男優賞にノミネートされていますし、蒼井優は『男たちの大和』『フラガール』の2作品で助演女優賞にノミネートされています。事務所パワー? 須賀健太だって、昨年最優秀作品賞を受賞した『三丁目の夕日』に出演していますしね。いったいどういう基準なんだろう。