静フィル・掛オケジョイントコンサート

場所:掛川市生涯学習センター
時間:14:00開演 (13:30開場)
入場料:一般 1500円(前売) 2000円(当日)
    学生(高校生以下) 800円(前売) 1000円(当日)

曲目:掛川市民オーケストラ
    セントポール組曲ホルスト
    カルメン幻想曲(サラサーテ
    ヴァイオリン協奏曲 第一楽章(メンデルスゾーン
    ボレロラヴェル

    指揮:堺武弥
    ヴァイオリン:長尾春花、日比恵三

   静岡フィルハーモニー管弦楽団
    音楽物語「ペールギュント」(グリーグ

    指揮:高橋俊之
    語り:稲垣美穂子

   合同演奏
    威風堂々(エルガー
    ハンガリア舞曲第5番(ブラームス

セント・ポール組曲』は初めて聴きましたが、正直昼過ぎの少し眠い時間にはキツイ音楽でした。そういえば、ホルスト組曲惑星』にはホルストの死後、ホルスト協会のマシューズという人が作った『冥王星』があるそうで、イギリス国内ではよく演奏されているようですが、今後どうなるのか気になります。Wikipediaによれば、冥王星の惑星からの除外が決定されてから『冥王星』付きのCD飛ぶように売れているそうです。
個人的に目玉の1つだったのが、長尾春花さんがソリストを務めたメンコン。以前もピアノ伴奏で聴きましたが、何となく今回はパワーアップしてるように感じました。その前にカルメン幻想曲を演奏したのは男の子だったのですが、音量だけ聴いてもその子より数段はっきり聴こえました。
ラヴェルボレロはCDで何度も聴いている曲ですが、いざ生演奏を見てみると、『お、チェロが弓を持った』とか『いつの間にかヴァイオリンの演奏が始まってる』とかで、新たな発見があって面白かったです。
ペール・ギュント』は原作の劇をアレンジしてナレーション付きの音楽物語という形で演奏されました。後半最悪でした。でも、物語を知って『朝』のイメージが少し変わりました。
合同合奏は140人弱と、迫力満点。あのショボいホールであそこまで威風堂々な威風堂々を聴けるとは予想外でした。
これで800円はまあ安い。でも、正直いって掛川市民オーケストラだけだったら、どうかな? といったところです。