<奈良高1放火殺人>嘆願書が1500通以上…弁護士明かす

 奈良県田原本町の医師宅放火殺人事件で、逮捕された高1の長男(16)に接見した弁護士は8日、長男が通っていた有名私立進学校の保護者有志が今月から始めた嘆願活動に対し、既に1500通以上の嘆願書が集まったことを明らかにした。学校関係者を中心に、全国の学校外の人からも寄せられているという。
 嘆願書は定型のない手紙形式で、「どこでも起こりうる話」「彼だけが特別ではない」「精神的につらかったのだろう」などと、寛大な処分を求める内容が多いという。

読んでいて開いた口が塞がりません。「どこでも起こりうる話」? 冗談じゃない。それが何故、長男に寛大な処分を求める理由にはなる?
長男が家族に対してしたことは、父親が長男にしたことよりずっとずっと、取り返しが付かないほど酷いことではなかったのでしょうか。裁判で取り上げられた事情、それが例え架空のものであっても、それが許せば殺人さえも許される・・・・・・そんな世の中にはなってほしくありません。