ここ2回の練習で、的中率が軽く9割を超えています。矢数こそあまりかけていませんが、これはいったいどういうことでしょう(ビフォーアフター風)。大三に移るのときに弓手を早めに押し出すこと、引分けで丹田を意識して胴造りを崩さないよう意識しつつも肩から角見にかけてのラインを意識すること、会は意地でも5秒程度持つこと(笑)。気を付けていることといえばこんなものです。
県大会まで今日を入れてあと4日間。弓道に必ず中る正しい射法がある以上、運命というものが存在するならば、我々弓引きの運命は必ず『正射』へ導かれています。学生にとって正射とは、大雑把にいうと大会で中る射です。つまり、正射を目指す弓引きにとって『大会で中る』という運命はすでに定められたものですが、その運命に辿り着く道を模索するのが日々の練習なのです。勝つという運命に向かって進んでいるのだから、何も恐れる必要はありません。恐れずに自分が歩んだ運命を信じたとき、矢は必ず的に中ります。外すときは、運命を信じなかったときです。一生懸命やっても結果が出ないときもある・・・・・・そんなはずはありません。一生懸命やれば(信じれば)必ず結果が出ます。そう考えると、日々の練習すなわち道の模索とは、自分が自分のことを本番で信じる根拠を見つけることといえます。今日、顧問の話を聞いてそんなことを考えました。
そういえば、山内弓具店から高校生の大会結果が削除されたのが残念です。