星をかった日

三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。そこで見た宮崎駿監督の短編アニメ「星をかった日」が素晴らしかったです。原作は井上直久の絵本や漫画なのですが(「耳をすませば」と同じ世界)、そこに宮崎テイストが加わると摩訶不思議な世界が誕生します。どこか「On Your Mark」にも似たSF映画のようなビル群、空飛ぶ電車、宙に浮くバイクなどが特に素敵です。あとヒロインが住む大きな月が浮かんだ砂漠の世界も美くて、本当に壮大な世界観ながら上映時間は16分と短いため謎を多く残したまま終わりますが、うまくまとめられており、とても良い作品です。これを見るためにジブリ美術館にもう一度行っても良いくらいですが、宮崎駿監督作品はあと2つ上映しているので、そちらも見てみたいです。