ALWAYS 三丁目の夕日

 映画館で鑑賞しました。
 いやあ、間違いなく今年No.1の傑作です。
 映画館では必死に涙をこらえましたが、家で見ていたら大泣きしていたでしょう。

キャラクター設定と配役

 原作はよく知りませんが、どのキャラクターもとても魅力的で、配役もよく合っています。主人公茶川竜之介を演じる吉岡秀隆も好きですが、青森から上京してきた星野六子を演じる堀北真希が可愛かった。

VFX

 さすがはVFX出身の山崎貴監督だけあって、映像は目を見張るものがあります。
 この手の映画では「スパイ・ゾルゲ」が挙げられますが、アレとは雲泥の差です。
 ただの時代劇で終わらない小スペクタクルな映像もいくつか見られます。
 特に都電のCGの出来はハリウッドもビックリでしょう。

音楽

 テレビ版「ウォーターボーイズ」や「海猿」シリーズ、「ローレライ」で有名な佐藤直紀が音楽を担当。彼の音楽はどれもこれも明らかにハンス・ジマー系統のパクリですが、それでも心にグッとくるメロディーは涙をそそります。パクリだろうと何だろうと、イイものはイイ!