DEATH NOTE

 久しぶりに漫画にハマってしまった。
 家にあった1巻から5巻まで一気に読んでしまいました。
 「ヒカルの碁」で私が虜になった小畑健の綺麗な画、そしてときにはページの半分以上が文字になる濃密なストーリー展開がツボにハマりました。
 特に、1巻と2巻は素晴らしい。
 見た目は非の打ち所がない優等生でも、デスノートという強力な武器を手に、ダークサイドがあらわになってゆく。また、死刑などの重大犯罪を犯した者には社会に出てきて欲しくない、あるいは死刑にして欲しいというのが、今の日本人の多数意見。しかし、制裁という名の下、ありとあらゆる犯罪者を殺してゆく中、自分が追い詰められると罪のない人にまで手を出してしまう。それは全てデスノートのあるが故のこと。そうやって人を殺してきたことをデスノートを破棄することで忘れることはできても、自分がやったことが消えてなくなったわけではないので、また、じわりじわりと追い詰められていく。
 半端じゃないセリフの数々や、小畑健の綿密な作画から、いろいろなメタファーを読み取ることができる作品です。
 5巻を読み終わったあと、その日が6巻の発売日だということで、勉強もやっていないのに本屋へダッシュ
 文章が多いので読み終わるのにそれなりに時間がかかり、読み終えたあともしばらく満足感に浸れます。
 5巻はあまり面白くありませんでしたが、6巻の特にラストは手に汗握る展開でした。
DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)
DEATH NOTE (1)ジャンプ・コミックス
DEATH NOTE (2) (ジャンプ・コミックス)
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DEATH NOTE (3) (ジャンプ・コミックス)
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DEATH NOTE (4) (ジャンプ・コミックス)
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DEATH NOTE (5) (ジャンプ・コミックス)
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DEATH NOTE (6) (ジャンプ・コミックス)
DEATH NOTE 6 (6)ジャンプコミックス