ハウルが変? http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000016-ykf-ent

 公開中の宮崎アニメ「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)に「何か変?」の声が上がっている。

 なるほど、無理もない。

原作の英国の児童小説を読まないと、ストーリーが分かりにくかった。

 それはいくらなんでも理解不足でしょ・・・。登場人物の行動に不審な点が多いですが、ストーリーはいたって簡単です。

となりのトトロ』や千尋に出てくるようなかわいいキャラクターもいない

 カルシファーは何処へ?
 映画評論家の白井佳夫氏(この人知らん)によれば

宮崎監督は『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』など、ファンタジー全盛の時流におもねっているようにも映るが、『千と…』までの前2作で宮崎監督は飽和点に達した。それでも宮崎作品というだけでありがたがり、批判を許さない“宮崎信仰”がある

 とのこと。
 確かに、"宮崎信仰"は私にもありますね。少なくとも、「千と千尋の神隠し」までは傑作を世に送り続けていた宮崎監督ですから、ハウルが少し意味不明でも、「きっと宮崎のことだから、何か秘めたメッセージがあるんだよ」と考えてしまう。だから私は先日、ハウルを"評価不能"にしました。巨匠宮崎駿の作品を、簡単に駄作扱いはできません。
 年明けに、もう一度見に行く予定です。