世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダー�

 ついに終わりましたね。
 といっても、真ん中は見てないけど。
 最終回の出来は、映画よりも原作に近い感じがして、まあまあ良かったと思います。
 原作小説を読んだとき、感動的なラストの裏には、朔太郎が一生背負っていかなければならないアキとの思い出という重荷が感じられ、感動しながらも、どこか痛々しいラストでした。
 映画ではそのような部分はバッサリ切り捨て、何気なく美化しているように思えますが、テレビではそのようなところもきちんと描かれていてよかったです。(映画では、行定勲監督が原作を読んで、そのような解釈をしなかったことが映画のパンフレットからうかがます)
 ただ残念なのは、校庭で骨を撒くとき、原作ではあれだけ印象的に描かれていた桜吹雪がなかったこと。
 撮影時期からして無理があるとは思いますが、桜吹雪と春の霞にまぎれて見えなくなるアキの骨を、表現してほしかったです。
 来週は後日談のスペシャルを放送するそうですが、それはどうでもいいかな?
 『特別編』と称するくらいですから、編集で余った分をつなげたエピソードだと思います。
 DVDは単品で3800円〜4700円、ボックスが20895円で発売されるそうです。
 テレビドラマのDVDとしては平均的な値段かもしれませんが、一度テレビで放送されたことを除いても、高すぎると思います。
 単品で2500円、セットで10000円くらいにしてくれると購入を考えてもいいのですが。


http://aiosakebu-dvd.jp/
 映画版のDVDが12月23日に発売されるということで、映画版の公式サイトは放り出して、DVD販売のための公式サイトがオープンしました。
 通常版が3990円、特典ディスク付きの2枚組特別版が6300円、さらにもう1枚特典ディスクとグッズを封入したメモリアルボックスが10500円ということです。
 東宝のDVDも『下妻物語』を機に少しはは安くなりましたが、それでも2枚組は6300円もすることを考えるとまだまだ高いです。
 通常版なら3000円程度。特別版でも4000円程度に抑えて、予約限定で特別版も3000円程度の値段にすれば、購入者層が広がると思いますが。
 近々発売で購入予定の『イノセンス』の通常版が、2枚組で3990円だということを考えると、余計に高く感じます。


 それにしても、通常版のこのジャケット。先に発売されたプロモーションDVD(ASIN:B0001LNKYG)と紛らわしい。